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- CLTハイブリッド構法について

CLTハイブリッド構法とは、木造軸組工法を基準として、
従来からある耐力壁※1 に代わり、
CLTハイブリッドパネルを耐力壁として組み込んだ、
ライフデザイン・カバヤがオリジナル開発した新構法です。
CLTを使い強く開放的に、
在来軸組工法を融合しリーズナブルで自由に。
強さと自由のハイブリッドを叶えた構法です。
※1 建築物において地震や風などの水平荷重に抵抗する能力を
持つ壁のこと(建築基準法施工令第 46 条)
FEATURES 〈 4 つの特 徴 〉
1
耐震性
大地震に耐え抜く次世代の耐震性能。
繰り返す地震にも70回耐える
耐震性を実証。
地震活動のパターンは本震 - 余震型と群発型に分かれ、そのどちらもが「繰り返し」活動が続きます。そんな実際の地震災害を想定し、巨大地震と強い余震が繰り返す実 験を実施。縦揺れ・横揺れの実際の地震波(震度 5~7)にも耐え、連続70回の振動に耐えることを実証しました。
観測史上最大級「東日本大震災」 (※1)
「能登半島地震」に耐え、
最大 5,567gal (※2) までクリア。
実験の結果、能登半島地震や東日本大震災(※1)などの様々な地震波の入力により、建物内(2 階桁梁部)計測値最大 5,567gal を記録し、構造体へ大きな損傷がないことが確認できました。
※1: 東日本大震災地震波:70回以降に入力
※2:建物 2 階桁梁部計測値
2
耐火性
住まいを火災から守る、
その実力は耐火実験で証明されています。
その実力は耐火実験で証明されています。
CLTハイブリッド構法は、
省令準耐火構造の認証を取得。
CLTハイブリッド構法の住まいは、CLTハイブリッドパネルに石膏ボードによる耐火被覆を施すことで省令準耐火構造に対応しています。万が一火災が起こっても、家族の命を守ります。
■省令準耐火構造の 3つの特徴
耐火実験で証明された、
CLTパネルの耐火性。
燃焼実験の結果、CLTパネルは1分間に1mm程度の速度でしか燃え広がらず、試験終了後も CLTパネルの表層しか燃えない結果となりました。

CLTパネル表面

CLTパネル背面

CLTパネル表面
3
空間創造
CLTハイブリッド構法が生み出す、
プランの自由度と開放感。
プランの自由度と開放感。
強靭な壁・柱・梁で支える。「理想の開口」が実現。
構造体を支えるための筋交いや耐力壁によって、住まいの開口部は制約を受けてしまいます。しかし、CLT ハイブリッド構法では、開口の大きさが今まで以上に自由になり、光と風を十分満喫できる大開口を実現できます。

4
環境性能
人と環境にやさしいCLTハイブリッド構法の住まい
日本の人工林の多くは、戦後の復興期に、先人たちが未来の為に植えたスギやヒノキです。伐採の適齢期を迎えていますがそれらは、林業の衰退と共に放置されているのが現状。 国産材の需要を生むことで、植林と伐採のサイクルを正常に戻し、持続可能な社会に貢献する。ライフデザイン・カバヤはそんな使命感を持って CLTに向き合い、次世代の新しい素材である CLTのパイオニアとして住宅業界初の CLTプレハブ化に着手しました。
CLTハイブリッドパネルは、一般的な筋かい(国産材 90mm×45mm:たすき掛け)の耐力壁に比べ、木材使用量は 3.3 倍となっています。炭素貯蔵量に換算すると、一般的な筋かいと比べて2倍となり、炭素の保存庫として、より環境にやさしい「第二の森」の住まいであることが分かります。
